スリランカの5つのアーユルヴェーダリゾート比較

スリランカのアーユルヴェーダリゾートは各施設によりおすすめするポイントがあります。
林旅製作所でおすすめしているそれぞれのアーユルヴェーダリゾートで力を入れているポイントや空港からのアクセスなどご紹介します。

アーユルヴェーダリゾート比較

≪マークの説明≫
◎→とても充実している。
〇→充実している。
△→あまり充実していない、もしくは有料など制限あり。
×→利用不可。率先して力を入れていない。

Ayu Piyasa


空港からのアクセス:片道約3.5~4時間
最低宿泊日数:制限なし。1泊から利用可能
立地:マ―タレー/森の中
日本語対応:〇(困ったらオーナーのサラットさんに日本語で相談できる)
無料アクティビティの充実度:△(有料が多い)
食事のスタイル:◎ アラカルト。家庭菜園オーガニック野菜・果物中心
トリートメントの時間:◎ 午前約2時間/午後30分~1時間
トリートメントのリクエスト:◎ 体の状態をチェックしてご希望のリクエストに応じてくれます。

Heritance Ayurveda Maha Gedara

https://hayashi-travel.com/hotel/heritance-ayurveda-mahagedara/
空港からのアクセス:片道約2~2.5時間
最低宿泊日数:3泊以上(シロダーラは6泊以上必須)
立地:ベルワラ/ビーチ
日本語対応:×(日本語が話せるスタッフ・ギトミさんが通訳を応じてくれるときのみ日本語可)
無料アクティビティの充実度:〇
食事のスタイル:〇 ビュッフェ
トリートメントの時間:△ 1日2時間(30分のメニュー×4回)
トリートメントのリクエスト:×

Jetwing Ayurveda Pavilions


空港からのアクセス:片道約30分
最低宿泊日数:3泊以上(2泊以下は要相談)
立地:ネゴンボ/町の中心部(ビーチまで徒歩1~2分)
日本語対応:〇
無料アクティビティの充実度:×(4泊以上すると無料のアクティビティが増えます)
食事のスタイル:◎ドーシャタイプによって食事を変えるアラカルト
トリートメントの時間:△1日1回約2時間
トリートメントのリクエスト:△(ドクターに相談して別メニューで有料のトリートメントを追加できる)

Karunakarala


空港からのアクセス:片道約30分
最低宿泊日数:制限なし。1泊から利用可能
立地:ワイッカル/郊外の川沿い
日本語対応:◎(日本人スタッフ駐在)
無料アクティビティの充実度:◎
食事のスタイル:〇 朝食はビュッフェ、昼食はランチプレート、夕食はセットメニュー。
トリートメントの時間:◎ 午前90約分/午後90分
トリートメントのリクエスト:◎ 体の状態をチェックしてご希望のリクエストに応じてくれます。

Athreya Ayurveda Ashram


空港からのアクセス:片道約5~6時間
最低宿泊日数:制限なし。1泊から利用可能
立地:リティガラ/自然豊かな田舎
日本語対応:×
無料アクティビティの充実度:×(トリートメントが長いため無料のアクティビティがない)
食事のスタイル:◎ ビュッフェ
トリートメントの時間:◎ 午前約2時間/午後1.5~2時間
トリートメントのリクエスト:◎ 体の状態をチェックしてご希望のリクエストに応じてくれます。

アーユルヴェーダリゾートを選ぶ5つのポイント

アーユルヴェーダリゾートを探す際に何を優先するかをリストアップしましょう。
お客様のご希望をお伺いすると大きく分けて5つあります。
①日本語が通じるか
②トリートメントの長さ
③トリートメントのリクエスト
④空港からのアクセスや立地
⑤費用

①日本語が通じるか
ドクターの問診の際に日本語で通訳できるかご質問をいただくことが非常に多いです。
日本語の通訳にこだわる理由は問診が英語だと一般的な英会話ではなく医学的な英語の語学力も多少必要になります。
英語で説明を聞いてもわかったような、わからなかったような・・、と感じる方もいらっしゃいます。
日本語が通じるアーユルヴェーダリゾートはカルナカララとアーユピヤサがおすすめです。
カルナカララは日本人駐在員もいて安心です。
アーユピヤサはオーナーのサラットさんが日本語堪能で困ったときは日本語で何でも相談できます。
アーユルヴェーダパヴィリオンは最近日本語が話せるスタッフを雇い、以前より日本語でのやりとりが可能になりました。
ヘリタンスアーユルヴェーダマハゲダラは日本語が話せるスタッフ・ギトミさんが問診の際に通訳に応じてくれないときもあり、マハゲダラは英語での問診が基本と弊社ではご案内しています。

②トリートメントの長さ
トリートメントが長いアーユルヴェーダリゾートはアシュレヤアーユルヴェーダアシュラム、カルナカララ、アーユピヤサです。
この3つの施設は午前と午後、2回トリートメントがあります。
一般的なアーユルヴェーダトリートメントは午前か午後1回2時間が目安。
1日のトリートメントが3時間を超える施設はお得感があります。

③トリートメントのリクエスト
アーユルヴェーダリゾートではアーユルヴェーダのトリートメントをお客様が自由に決めることができません。
ドクターの問診をして、ドーシャタイプや体の状態にあったトリートメントになります。
シロダーラをやってみたい!とお願いをしてもシロダーラトリートメントが不要なお客様にはシロダーラの施術をしません。
とは言っても、せっかくなのでいろいろなトリートメントを体験したい!というお客様はアーユピヤサとカルナカララがおすすめです。
体調をチェックしてからになりますが、シロダーラやハーバルボールなどやりたいトリートメントをある程度リクエストできます。

④空港からのアクセスや立地
ビーチリゾートでアーユルヴェーダをご希望でしたらヘリタンスアーユルヴェーダマハゲダラがおすすめです。
籠って何もしない贅沢を味わうならアシュレヤアーユルヴェーダアシュラムとアーユルヴェーダがおすすめです。
アーユルヴェーダパヴィリオンズは町中にあるため車の音が気になるかもしれません。逆に自由時間にショッピングを楽しみたいならアーユルヴェーダパヴィリオンズがおすすめです。
ビーチか森か、自然か町かでおすすめするアーユルヴェーダリゾートが異なります。
また、費用にも関係してくる空港からのアクセス。アーユルヴェーダパヴィリオンズやカルナカララは空港から約30分と無料送迎があったり、割安で施設まで移動ができます。
アーユピヤサ、マハゲダラ、アシュレヤアーユルヴェーダアシュラムは空港から離れているため片道1日車をチャーターします。
空港から遠いアーユルヴェーダリゾートは費用も余分にかかります。

⑤費用
アーユルヴェーダリゾートは基本的にトリートメントと3食の食事がついた宿泊代金になります。
宿泊代金の費用と空港からの送迎で全体の料金が決まってきます。
宿泊費用もリーズナブルで空港に近く送迎費用もさほどかからない施設はアーユルヴェーダパヴィリオンズとカルナカララ。
送迎費用はかかるけど宿泊費用がリーズナブルな施設はアシュレヤアーユルヴェーダアシュラム。
アーユピヤサの宿泊費用は滞在日数が長くなるほど安くなります。4泊以上の滞在で宿泊費用がグッとリーズナブルになり、7泊以上だとさらにお安くなります。

あなたにぴったりのアーユルヴェーダリゾートを探す

アーユルヴェーダリゾートが力を入れているサービスとあなたが希望するサービスをチェックして自分にピッタリのアーユルヴェーダリゾートを探しましょう。
例えば、日本語が通じること、料金重視でしたらカルナカララかアーユルヴェーダパヴィリオンズ。
日本語は通じなくてもビーチリゾートでアーユルヴェーダトリートメントが希望ならマハゲダラ。
自然の中で籠ってアーユルヴェーダトリートメントを長めにしたいならアーユピヤサかアシュレヤアーユルヴェーダアシュラム。
いくつかの条件を掛け合わせるとあなたにぴったりのアーユルヴェーダリゾートが見つかるはず♪

最後に、アーユルヴェーダトリートメントの気持ち良さ、質についてご案内します。
実際に5つの施設でトリートメントをトリートメントの質が高いと感じたのはアーユルヴェーダパヴィリオンズとアシュレヤアーユルヴェーダアシュラムでした。
しかしながら、誰がトリートメントの担当をするのか、どういったトリートメントが好みなのかにより感じ方に個人差が出ます。
アーユルヴェーダパヴィリオンズはトリートメントの時間は2時間と短めですがトリートメントの質はかなり高いと感じました。
マハゲダラは施術するスタッフが50名いるため誰が担当するかによって差が出てしまうかもしれません。

アーユルヴェーダ施設の情報も林旅製作所が体験した個人的な情報を踏まえてご案内しています。
万人にとって正確な情報という見方ではなく、いろいろあるスリランカのアーユルヴェーダ施設で選ぶときの参考や目安として情報をご活用ください。

お客様のご希望を伺い、林旅製作所でおすすめのアーユルヴェーダツアーをご案内することももちろん大歓迎です。
ご紹介しましたアーユルヴェーダ施設はトリートメントや食事、総合的なサービスを実際に宿泊してチェック致しました。