ガンジス川で沐浴したい方、必見です。ガンジス川で沐浴をするならベナレスではなくこちらハリドワールがおすすめです。
なぜかというと水がきれい。ハルキ―パイリーは中洲になっていて本流のガンジス川と支流のガンジス川があります。支流のガンジス川は流れも穏やかで浅いので、インド人の子供や女性は支流の浅瀬で沐浴をしています。本流は流れが速いので流されない様に要注意ですが、つかまる鎖があるので鎖につかまりながらガンジス川に入り、体が慣れたら鎖を放して沐浴します。
ハルキーパイリーは「神の足跡」の意味で上から見ると中洲が足跡の形をしています。神が足跡を残したと言い伝えられているヒンドゥー教の聖地です。ヒンドゥー教の3年に1度の祭りクンブメーラが行われる4つの聖地のひとつです。
こちらはガンジス川本流のガート。見た目より流れが速く足元をとられることがあるのでゆっくり鎖につかまりながらガンジス川に入ります。
お客様の希望でガンジス川で沐浴。沐浴しているインド人はジャパニが沐浴にトライしてると大喜びして頭に水をかけてくれます。異教徒だから失礼とかやってはいけないとか沐浴に関しては細かいことは気にしません。靴を脱いで最低限の作法を守れば陽気なインド人が沐浴する外国人を受け入れてくれます。
お客様と仲良くなったインド人のたっての希望で、僭越ながら私も沐浴しました。水はかなり冷たいです。とっても気持ちよいのでハリドワールでは着替えをもって沐浴をおすすめしたいです。男性はパンツ一丁か腰布を巻きます。女性は服を着たまま入ります。
言われないときっとわからない、真ん中にだらっと座っている人はお坊さんです。見た目普通の人ですね。特別に供養したい、お祈りをしたい方はお坊さんにお布施をしてマントラを唱えてもらい最後に灯籠を流します。
転覆しないように、より遠くに行くように祈りながら見つめます。なんか切なくなりますね。
ハリドワールは灯籠の値段やお坊さんのお布施も高額な料金を請求されることはほとんどなく、インド人と同じ定価を支払います。ただトラブルを防ぐため何をするにも事前に料金を確認しましょう。
ハルキーパイリーにいる青い制服を来た警官のような人は管理人です。警察ではありません。聖地にお布施をするようにお願いをしています。お布施をすると律儀にも領収書がもらえます。お布施は強制ではなく断ることもできます。警察が賄賂をよこせと言っている、さすがインド、と勘違いしてしまわないように。。