カンボジアスタディツアーに参加した愛娘小5のねねの作文が地元鳩山町の人権問題の会で選ばれ発表することになりました。
スタディツアーに始めた参加したとき、ねねはクラスメイトとうまく話すことができませんでした。
実は幼稚園からお友達とうまく遊ぶことができずに、休み時間中1人でいることが多かったのかな。
小学校に入ってからも下校は1人で帰ってくることが多くて少し心配していました。
そんなねねがスタディツアーに参加して、大きく人生が変わりました。
素敵な出会いにも恵まれ、今では友達をつくるのが苦手だった頃がうそのように楽しそうに学校に通っています。
ねねの作文をご紹介します。
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「くっくま」の思い出
わたしのお父さんは旅行会社で働いています。
お父さんは時々海外へ行くので、
わたしもいっしょについていくことがあります。
わたしがよく行くのは、カンボジアです。
初めてのカンボジアは、三年生の夏休みでした。
そのとき、初めて「くっくま」に行きました。
「くっくま」とは、
戦争で親を亡くした子どもたちが生活する
「こ児院」の名前です。
わたしは『赤毛のアン』を読んで、
こ児院とは暗いものだと思っていました。
しかし、くっくまこ児院を見て、
そのイメージはたちまちこわれます。
みんな日本語が上手で、
やさしい子ばかりでした。
それは、わたしたちがお客様だからではなく、
こ児院の子どもたちは、
だれに対してもやさしく、笑顔でした。
また、いじめもなく、
明るく楽しそうな様子が、
私の心に残りました。
おまけに小さい子から大きい子まで
たくさんいるのに
「大きいからえらい」
「小さいから優先」
ということもなく、
みんなが分けへだてなく、なかよしでした。
わたしは親がいても
怒ったり泣いたりしてしまうのに、
くっくまの子どもたちは、本当に笑顔で、
そのことが不思議でたまりませんでした。
そして一番の思い出は、
つい最近、家族で行った、
くっくまこ児院でのできごとです。
わたしの家族はこ児院で
音楽ライブに参加しました。
みんなといっしょに声のかぎりさけび、
歌を歌っていると、
わたしは、
「戦争や国のちがいなんて関係ない」
と思いました
国のちがいをこえて、
かたを組みあいながら楽しくおどっていると
「一日も早くこの世界から
戦争がなくなってほしい」
という気持ちがわいてきました。
わたしは、カンボジアでの体験を通して、
自分が大きく変わりました。
今までは、知らない人の前で
はずかしがったり、
話すのをためらったりする
気持ちがありました。
しかし、今では、
だれとでも自然と話ができ、
なかよくできるようになりました。
カンボジアでの貴重な体験を、
日ごろの生活にも生かしていきたいです。
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ねね、ステキな作文ありがとう。
また一緒にカンボジアに行こうね!
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