2019年8月ご出発 うーちゃん
〜夢ってこうやって叶えるんだ〜
昨年、友人のいっちゃんが参加して「すごく良かったよー♪どんどん元気になるし、食べ物も美味しいし!」そんな感想を聞き巡礼の旅を知り「行きたい!!チャレンジしたい」と私の心にスイッチが入りました。【19日間、312キロ】でもこんなに仕事休めるの⁇歩けるの⁈何の根拠も無く何故か「行く」と決め、昨年12月のイベントで初めてしんさんとお会いし「行きます!」と宣言。同じくマルちゃんにも伝え、予祝の時間に「巡礼の旅に行って312キロ歩いて来ました!めっちゃ楽しかった〜」と心からワクワク…周りの友人、家族にも「行って来る」と言い続け「ホンマに行けるの⁇」「うん、行く!!」と答えてました。
勤務先に「休み下さい」って言うのにちょっと勇気がいったけど、協力的に動いて下さり無事に休暇も取れ、元気に完歩することも出来ました!こうやってやりたい事、夢は叶えるんだ…と体感。
〜初のバックパック〜
旅行ではいつも荷物の多い私。きめ細やかに持ち物案内も頂き、それでも最後まで、タオル一枚、靴下一足増やすか減らすか悩んでました。実際のところ、最小限が良い!!これで大丈夫なんだと新たな気づきと初めてバックパックを背負っての旅を味わえ、もっと世界を見たくなりました♪「在るもので何とかなる、ミニマムって素敵!!」
〜312キロを歩く〜
半年以上も前から決めていたのにほとんどトレーニングもせず、ぶっつけ本番(笑)登山道のような所で膝を痛めたけど、みんな見守ってくれストックを借してくれたり、しんどいところでは、こうちゃんが笑わせてくれたり「ハッピー♪」って言葉で元気なったり…みんながいることで前へ進むことが出来ました。とにかく景色が美しく、カフェタイムもごはんも美味しく、出逢う人が優しくて。そしたらあっという間に目的地まで到着!「やったぁ〜ゴールできた!!」って達成感で涙するほど感動するかと思ってたのに、意外にも「着いちゃった、終わってしまうんだ」もっと歩きたいなという寂しさの方が上回ってました。
道中色んなことを考えながら歩くと思ってたけど、意外とアタマの中は空っぽになってました。「いまココ」を感じ歩きながら瞑想状態だったのかも。鳥のさえずり、風、青い空、緑の木々、美しい花、時折鼻歌歌いながら「あっ、私めっちゃご機嫌♪好きだなぁ〜気持ちいいなぁ〜」そんな時間でした。
〜誰と旅をするか、人との出逢い〜
初めましての方が3人、計7人で朝から晩まで19日間顔を合わせる毎日。食卓を囲み、歩き、おやすみなさいの部屋も同じ!!
そんな状況でしたがこの旅主催のお三方、こうちゃん、マルちゃん、しんさんのお人柄の現れ、他の参加者さんとも気が合い、いつも準備がゆっくりな私をみんなは温かく待ってくれ、とても居心地良く過ごせました。今日は何食べよ、この後どうしよってみんなで旅を作り上げていった感じでした。
巡礼地ではアルベルゲで他国から来られてる方々とも一緒に食卓を囲んだり、話しをしたり、道中挨拶をして何人か顔見知りになりました。100人ぐらいは泊まれそうな大きな宿なのに同室になったり、大聖堂の前、証明書を発行してくれる事務所の中庭、ご飯を食べ終え店を出ようとした時にカウンターで食事をされてたり…あちこちで再会!!今回の旅のメンバー、また道中に出会った人たちとの不思議なご縁を感じました。
〜最後に〜
私には特に信仰もなく、カミーノの歴史もほとんど勉強せずに参加しましたがすれ違う度に「オラ♪」「Buen Camino」と笑顔で声をかけ合い、教会のミサに参列した際も万人を受け入れてくれる雰囲気で、周りの方々と握手したり人々の温かさをすごく感じました。
国籍や性別、年齢も関係なくみんなが「平和」を願って歩いている様にも見えました。
巡礼地で出会った日本人は4人ほど、とても少なかったです。「スペイン行く」と言えば「サクラダファミリア?、バルセロナ? えっそこは行かないの!?」と旅行前にいろんな人から言われたけれどこんなにも素敵な場所があるんだって知ることができました。
人生の中でどこに行きたいか、行けるのか、誰と出会ってどんな経験ができるのか…そう思うと今回ピンっときて参加したことは、私にとっては大正解で素晴らしい経験となりました。
しんさん、マルちゃん、こうちゃん
ていちゃん、よっしー、しょうちゃん
また一緒に旅の思い出を語ったり、焚き火をしたり、ワイン飲んだりワイワイと集まりたい大好きな仲間です。本当にありがとうございました♪
二年後も、ウッカリ参加しちゃうのかな〜笑
19日間、巡礼の旅をご一緒させていただき本当にありがとうございました!
12月のイベントで「カミーノに行きたい」と声をかけていただいたのがうーちゃんとの出会いでした。
実は、このとき私はうーちゃんがカミーノに参加することをちょっぴり疑っておりました(笑)
19日間休みを取ることは相当ハードルが高いし、特にカミーノに関しては「行きたい」と「行く」には大きく高い壁があります。
「行きたい」と多くのお客様に声をかけていただき、実際にカミーノに参加される方はとても少ないです。
うーちゃんの感想を拝見して、その大きく高い壁を強い気持ちで乗り越えてきたんですね。
ちょっと疑ってごめんなさい・・・。
夢の叶え方はとても共感しました。
うーちゃんの書いている通り、想うこと、実行すること、まわりに応援してもらうこと、の3つがすごく大切だと思います。想うことと想ったことをそのまま実行することは日本人は不得意なことかもしれないですね(^^)
会社に勤務していて19日間お休みをいただくことは簡単なことではありません。普段の仕事の姿勢やまわりの信頼あってこその長期休暇、そしてその大切な長期休暇でカミーノにご参加いただいたことに心より感謝致します。
ありがとうございました!!!
〜初のバックパック〜、〜312キロを歩く〜を拝見して、もうしてやったりの気分です(笑)。
ミニマムな荷物で旅をすること、あるものを工夫すれば少ない荷物でも最大限旅を楽しめること、バックパックを背負って旅しないとわからない感覚です。
いろいろな旅のスタイルがあり、それぞれの旅が素敵です。でも旅のスタイルのひとつとしてバックパックを背負ってミニマムな荷物で世界を旅することを知ると急に世界が広がります。
バックパックを背負って歩けばいずれ目的地に着くよ、と思うとどこへでも行けそうな気分になります。
その広がりや無限の可能性を感じる巡礼の旅でした。
「いまココ」は林旅製作所ですごーく意識しているテーマなのでちょっとびっくりしました。
私たちは過去の失敗や体験を忘れられず、未来に不安や心配を抱いて生きている人が非常に多いです。過去と未来に心を奪われて今この一瞬を大切に生きることがなかなかできません。
私も過去の失敗や来月の支払いで頭がいっぱいになるときがあります。。
林旅製作所の旅でとても大切にしていることは、旅をしている間だけでも今一瞬を楽しんで欲しい、過去と未来を忘れるぐらい今この時が最高に楽しい!思っていただけるような旅を企画したいなと思っています。
うーちゃんが巡礼中に過去も未来も忘れて今このときを楽しんでいただけたらこんなにうれしいことはありません。
感想うれしかった(^^)
私も去年118キロを歩いてゴールをしたとき、うーちゃんと似たような不完全燃焼のような気持ちになりました。
巡礼の旅はゴールをしたときに歩き切った感動と共に「あともう少し・・」という気持ち。
楽しい巡礼の旅が終わって欲しくない気持ちとまだその先にゴールがあるような感覚が確かにありました。
サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂は終わりの場所でもあり始まりの場所でもあるのかもしれません。
今回の巡礼は奇跡的な再会が何度も何度もありました。
人との出会いと別れ、一期一会を体現するような巡礼でしたね。
カミーノの魅力のひとつは目的地に向かって歩く、国籍、性別、年齢を問わずこの単純な動作をすることによってお互いを信じることができたり、心の奥の方でつながっている気持ちになります。
歩くだけで言葉がなくてもお互いを信じられるので、人間は思ったより単純でどんなことでもあまり難しく考えなくてもいいのかな~なんて思ったりしました。
今回偶然集まった7人は偶然ではなくて必然だと思います。
誰か一人でもいなかったら全く違う巡礼の旅になっていました。
集まるべくして集まった7人。これからもゆるくながくずっとつながっていましょうね。
サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂に着いたときの寂しさの答えを確かめに、
うっかり再来年もご参加ください(^^)
また一緒に聖なる道を歩きましょう♪
Buen Camino!!!
林 真市
☩オトナのバックパッカー☩
~Camino~サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼312kmコース
https://hayashi-travel.com/tours/camino2019-312km/